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2007年7月25日 (水)

三宅彦右衛門酒造(早瀬浦)へ

近江今津駅から(敦賀駅経由)美浜駅へからつづき

14時50分頃に三宅彦右衛門酒造到着。

敷地に入ると、なんだかここだけ周囲と空気が違います。ピーンと張り詰めた神聖な感じ(言いすぎか?)。

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階段をあがって門をくぐり、とりあえず正面の建物に入ろうかな?と歩くと右側の建物に人が数人いらっしゃいました。「お酒を買いに来たのですが?」というと人の良さそうな方が「いや~すいません。休憩していて」と笑顔でこちらに来られました。

あっ!池袋でいらしたのはこの方だ!(その後ネットで蔵元さんだと知りました) 

池袋のイベントのときに、福井県のブースで美味しいと聞いていた「早瀬浦」を試飲させてもらい、評判通りとても美味しくて「このお酒美味しいですね!」といったら「うちの酒なんです」と早瀬浦の蔵の人だと知らずに感想を言っていたという出来事。

そしてお会いした時には、福井県の(嫁の)伯母の家に行くことは決定していたし、伯母の家がこの近くなのは知っていました。なので伯母の家に行ったときに、お酒を買うついでに蔵を見せてもらえるかな~と思って、「7月に若狭の方に行くので、その時にそちらの蔵へお酒を買いに行きたいのですが、もしそのときに蔵の中を少し見せてもらうことは可能ですか?」と聞いていました。

そうしたら「小さいし家と蔵が一緒の蔵で、見学コースとかもなくてもよければ見ていってください」とおっしゃってくださいました。初めて「早瀬浦」を飲めて、この言葉をいただいたことがあの時の大収穫。 

そんな人の良さそうな蔵元さんから「どちらから来られたのですか?」と聞かれ「東京です」と答えると、「わざわざ遠くからありがとうございます。お時間はございますか?」と聞かれたので「はい」と答えると、蔵元のお母様がお茶を入れてくださいました。

お母様にお茶を入れてもらっている間に、蔵元さんと色々話をさせてもらう。

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7年前から山廃を始めたとか、東京で「早瀬浦」は3店しか扱っていないと聞く。「うちの蔵は昔ながらの蔵で造っているから、寒い時期しか造れない」とおっしゃっていました。なかなか造る量は増やせないんでしょうね。その話の中で聞いたのですが、H酒店さん今度は東京駅に立ち飲み屋を作るみたいで・・・。H酒店さん、次は新宿・池袋あたりでお願いします。

そして人の良い蔵元さんにつけこんで「蔵の中を見せてもらっていいですか?」と案内してもらう。200年以上の歴史がある蔵のスペースは確かに狭いかも。タンクも多くないし、これだと酒を造れる量は限られるよなぁ。

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その案内の最中に蔵元さんが、「面白いお酒があるんですよ!」と蔵の方が休憩していたテーブルに案内され、「早瀬浦」の蔵元でなぜか「杉錦」の精米歩合90%のお酒をいただきました(笑)このブログによくコメントをくださるトールさんから、このお酒の存在は教えてもらいましたが、まさかこの場所で飲むとは(笑)

口に含むと、なんじゃこの酸!日本酒とは思えない味わい。ホント面白い味だわ。蔵元さんから「酒屋さんからこういうお酒もあるんですよと送られてくる。そうやってプレッシャーをかけてくるんですわ」と笑っておっしゃっていました。なるほどね~(笑)

その後、建物の入り口に座らせてもらい、お茶をいただく。お茶請けに梅を煮たようなものがお茶と並んでいます。この辺りは梅が有名なので、地元で造って販売しているお菓子かな?と口に入れると、程よい酸味とトロッとした果肉と疲れがとれそうな甘み。これ美味いなぁ~。

ちょうどお母様が来られたときに「お茶ご馳走様です、この梅も美味しいですね♪」と言ったら笑顔で「そうですか。私が作ったんです」とおっしゃっていました。これも買って帰りたかったほどホント美味しかった♪

 

さてソロソロお酒を買って帰らなければと、お酒を物色。もうこの時期には(酒屋さんにはまだあるかもしれないけど)蔵には生酒はないみたい。残念!「おり酒」は買えないか~。

火入れを何本か買い、またも蔵元さんの人の良さにつけこみ「東京に送りたいのですが、よその蔵で買ったお酒も送っていいですか?」というやりたい放題にも蔵元さんは快く「いいですよ」とおっしゃってくれました。「早瀬浦 純吟」だけは伯母の家に手土産にしたいので、これと(不老泉)生酒だけは持ち帰り。後は東京に宅配しました。

そして帰る前にも人の良い蔵元さんにさらにつけこんで、仕込水も飲ませてもらう。まろやかなお水で美味しいですが、若干ミネラル感がありますね。「遊穂」もそうだけど、海が近いとそうなるのかな?この水で仕込むと発酵が進むみたい。なのでこの蔵では、発酵を抑えるとおっしゃっていました。

とまぁ散々面倒をかけているのに、帰るときには「どちらまで帰られるのですか?」と聞かれ「親戚の車が遊覧船乗り場で待っているので、そこまで歩いていきます(徒歩数分の距離)」と言ったら「雨が降っているから車で送っていきますよ」とおっしゃっていただきました。いやいやいや、さすがにそれは結構です!そこまで面倒はかけません!

なんていい人だ(ハート)

そんな惚れそうになるくらい人の良い蔵元さんとお母様に挨拶をして、伯母嫁子のいるところまで歩いていきました。30分くらいお邪魔していました。

 

蔵元さんと話をしていて、人当たりがよくやさしい方ですが、造りに関しては芯があって考え・姿勢がブレない感じの印象をうけました。こういう方だと、雑誌に出て少し人気が出たから蔵を大きく、量も増やして、数年後売れなくなって大失敗・・・みたいなことはないだろうなぁ。その人柄や姿勢にとても好感をもてました。東京で売っているところは少ないけど、応援したい蔵ですね。

この蔵に行ってよかった♪

 

これで今回の旅行兼蔵見学は終了です。今回しっかりしたお酒を造っているところに行けて、本当に勉強になったし、益々日本酒が好きになりました。

この旅でお世話になった方々、本当にありがとうございました!

おまけ

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コメント

ああ、半可通さんなら、蔵元の人の良さにつけこみ、奥に隠された熟成酒を強奪して来るくらいやると思ってたのに(^^v
次回の記事の為に、詳らかにしてないだけですよね?
 
杉錦の熟成も楽しみですが、秋鹿の山廃雄町の方がブッ飛んだ造りなんで、一度試されるといいです(^^v

投稿: トール | 2007年7月25日 (水) 12時21分

トールさん

>>ああ、半可通さんなら、蔵元の人の良さにつけこみ、奥に隠された熟成酒を強奪して来るくらいやると思ってたのに(^^v

その発想は無かったです。
次回からは、懐に入り込んでプレミアムなのを…。

>>杉錦の熟成も楽しみですが、秋鹿の山廃雄町の方がブッ飛んだ造りなんで、一度試されるといいです(^^v

ここで飲んだ杉錦は「これって日本酒?」という感じでした。たしかに熟成したのを飲んでみたいお酒。
秋鹿の山廃雄町…、もう「秋鹿 山廃 雄町」という字面がキテますね!

投稿: 半可通 | 2007年7月25日 (水) 14時39分

初めまして!

早瀬浦を呑んで、どんな所で造っているのか
検索していたら、ここに辿り着きました。

日本酒ファンには垂涎のブログですね。
新しいページにも
また寄らせて下さい。

投稿: 森の住人 | 2010年5月 8日 (土) 14時18分

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