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2009年2月23日 (月)

お蔵見学 ミーハーブロガー高垣酒造へ向かうの巻

  ただ今、期間限定の無職の身。

せっかくの機会なので、以前から夫婦で行きたかった和歌山県へ旅行を計画。半可通は、小学生時に「孔雀王」を読んでいた世代なので、一番行きたかった高野山は宿泊するホテルから遠い&冬は雪が積もると聞き断念。

当時友達とあの手印をやったなぁ~。

臨・兵・闘・者・皆・陣・列・財前直美が大好きです!(ガリガリガリクソンのネタ)

 

そんなこんなで家族旅行で和歌山県へ向かう。

一応最初に言っておきますが、毎回旅行のたびに蔵見学をしていますが、蔵見学ありきで旅行場所を選んでいるわけではありませんよ!

旅行の場所が決まってから、行きたい蔵を探す感じです。

そして今回の旅行は和歌山県。宿も白浜と那智勝浦で1泊づつ。すると蔵見学する場所も自ずと半島の下のほう。そんな中でギリギリ行けるかな&行ってみたいという「龍神丸」で有名な高垣酒造へ蔵見学を申し込む。

すると2月の中旬という忙しそうな日取りでもOK(ただし蔵の予定によっては当日のキャンセルもアリという条件)

ということで、飛行機で南紀白浜空港に着いた当日にレンタカーで高垣酒造へ向かう。

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予定の13時少し前に蔵に着いたので、その辺をブラブラ。山の斜面にはミカンの木が見えます。

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蔵。

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蔵の脇に流れる川。

その川に鷺(多分)と上の写真の鳥もいた。何この鳥?七面鳥?

この川沿いにいると、山と山に挟まれているからか冷たい空気が流れているのを体感。これなら夏場も涼しそう。

そんなこんなで時間を潰し、時間がきたので蔵へ向かう。

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この立派な建物は有形文化財に登録されたみたいです。

母屋でもある蔵の入り口で、奥様としばし談笑。

はい!龍神丸の瓶がドーン!!

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しばらくして取締役兼杜氏さんが来られたので挨拶をし、母屋から蔵の事務所へ移動。

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そこには、「もやしもん」全巻や「もやしもん」キャラのフィギュアやらが陳列。

もやしもんって、フィギュアまであるんだ・・・。半可通的には、ちょっと人気がある漫画くらいに思っていたけど、もしかしてもの凄い人気がある漫画なの?

そしてこの事務所で杜氏さんとお話。

ここで「もやしもん」の作者との出会い(元々は普通の蔵見学の申し込みだったのが、来てみたら実は漫画用の取材だった)や、漫画の日本酒造りのシーンのアドバイスをしていた等の話や、近年夏休みシーズンなどは土日全てが蔵見学の案内で埋まる等。

日本酒の素晴らしさを伝えるために、案内は杜氏さん自身が案内してくれます。

以前は蔵人もいて結構な量を造っていたが、今では従業員は一人いるけど、洗いなどが中心で造りはほとんど杜氏一人で造っているので、石数は200石ほど。

元々の蔵の場所はもっと山の上の方だった。ただ仕込み水は今の場所の水ではなく、元々の場所にあった水を引いて使っている。

とこの辺で、蔵の中へ。

まずは釜。

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レンガでできた煙突。

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タンク。

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ここの蔵は扉を開けると、山からの冷えた風が蔵全体に流れるように縦長になっているので、忙しいときは走る距離が長くて大変みたい。

昔は建物の2階で酒母を造っていたので、その加重に耐えられるような立派な柱。

これが涎モノの「龍神丸 純吟」。

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20日目。イィ~香りやぁ♪

こっちは「龍神丸 純米」。

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これが作者が書いたオリゼーと何か。

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自家製のタンクを冷やす冷却ホース。

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昔使用していた絞り機。2台もあるということは、昔は結構な量を造っていたのかな?

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今はこの絞り機。

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大吟醸はこっちの絞り機。圧が低めでゆっくり絞れる。

ある程度の目安はついているけれど、絞りながら何度も味を見て、中取り部分を決める。

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酒粕。

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麹室。

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冷蔵庫。

粕や生酒に写っていないけど、少し大きめな寸胴鍋サイズ2本の「龍神丸 純吟中取り」も。蓋を外して啜りたい・・・。

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この中に「龍神丸 大吟」が入っています。

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これが火入れ機。

この中をお酒が通って火入れされ、ホースを伝ってタンクに流れていく仕組み。

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そのタンクに直接水をかけて冷却。これがその自家製シャワー。

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そして事務所に戻り、試飲。

半可通は残念ながら運転手なので香りを嗅ぐだけ(泣)試飲は嫁に任せる。

うちの嫁はあまり飲めませんが、日本酒の美味い不味いの判断は結構正確。自分好みじゃなくてもちゃんと味の判断はつけられるので、今日の半可通晩酌セレクションは任せた!

はい!レアモノばかりの試飲酒ドーン!!

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なんといってもこれまで試飲できるとは!

はい!大吟中取りドーン!!

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試飲もまずは「大吟中取り」から・・・。

フワ~~とした上品な旨味と香りが最初から最後までオォー!(嫁感想)

お次は「大吟」。

中取りよりも穏やかな程よい品ある旨味(嫁感想)

香りを嗅ぐだけでも大吟の中取りと通常版の違いはハッキリ感じます。確かにこれで1升5,000円クラスは安いよなぁ~。

「純吟」。

力強くやや癖がある(嫁感想)

「喜楽里 純吟1501酵母」。

香りも華やかで軽やかな。味もまろやかで品がある甘み(嫁感想)

「紀ノ酒」

いっぱい飲む人向けの味わい。水の美味さは感じるけど、その分苦みを感じる(嫁感想)

「純米」

ふくらみはあるけれど、熟成感があり微妙(嫁感想)

「喜楽里 純米」

後味にキレがある。生と比べると、余韻と細やかさがなくなりもったいない感じ(嫁感想)

(これはお燗する用に出来た商品みたい)

など好き勝手に言う。

いいよ、いいよ嫁♪育ってるよ♪

そんな嫁の感想を聞き、杜氏さんも「奥さん良い感覚してますねぇ~」と感心。そりゃ日本酒好きが見学というよりも「もやしもん」好きが見学にくることが多いのだろうし、その人達に比べればねぇ・・・。

そんな嫁の好みは「龍神丸 大吟」と「喜楽里 純吟1501号酵母」みたい。

迷惑を承知で、仕込み水もいただく。

やわらかくて美味い!

この軟水のせいでアルコール度数も上がりづらいらしい。なので原酒でも17度くらいしか上がらない。なので昔はこの水を調整して使っていたみたいだけど、それじゃあ空海水と呼べないだろうと調整するのを止めたみたい。

とこの辺で今晩の晩酌用にお酒を買わせていただこうと、嫁にどれを買っていくか聞くと、「喜楽里 純吟1501酵母」とのこと。半可通的にもこれを飲んでみたいので、杜氏さんに「これくださいな」と言うと「あっ、今日試飲してもらったのは全て完売なんですよ(苦笑)」

ないんかぁーい!(笑)

と思ったら、「破損用に取っておいたお酒があるので、もう売れないし、それで良ければ・・・」というお酒を買わせていただく・・・(何かはその内アップします)

わーい、ラッキー♪

後は旬のお酒も購入。

とこの辺で蔵を後にする。

高垣様、お忙しい中ご案内していただきありがとうございました。

奥様、子供のためにお菓子やジュースなど出していただきありがとうございました。

 

蔵へ実際に行ってみると、丁寧な味がするわけだと感じることや、ここは?と感じることもあったり。今現在はそれでも充分美味いお酒が出来ているけれど、まだまだ良くなる余地があるということだし、これからの高垣酒造のお酒が楽しみです。

お土産をいただく。

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大吟の酒粕を使用した飴。

子供も「うんっ!美味しい♪」と車内で喜んで食べていました。ご馳走様でした!

      

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コメント

フアーーーーーッ!!! タクシーで往けえええええ(ノд<。)゜。
呆れて、物も言えないですぅ

つーか、蔵案内する余裕があることに驚き(^^;
何回か書きましたが、去年の高垣さんの一番は「喜楽里 純吟1501酵母 中取り」でした。

投稿: トール | 2009年2月23日 (月) 09時59分

トールさん

和歌山の不便さ舐めんな!(笑)

蔵から宿泊先のホテルまで2時間半の山越えドライブ。
1日目の観光はこれだけ(苦笑)自分のためと家族のための折衷案はキツイデス。

>喜楽里純吟1501酵母

今年は龍神丸よりもこっちが飲みたいです。


投稿: 半可通 | 2009年2月23日 (月) 22時59分

>和歌山の不便さ舐めんな!
人里からそんな離れてた僻地とはね(^^;

>いいよ、いいよ嫁♪育ってるよ♪
>杜氏さんも「奥さん良い感覚してますねぇ~」と感心。
私も、奥さんと同じ感想です。去年の吟醸はNGでしたが、どうでしょう?
純米流霞まで同じだと、他人とは思えないレベル(^^;

>日本酒好きが見学というよりも「もやしもん」好きが見学にくることが多いのだろうし、その人達に比べればねぇ・・・。
逆に、仕込みや経営についてうるさく意見するマニア化すること間違いないので、私は行きたいと思いません。
そんな勘違いの起こらない蔵、そう、飯山に行きたい(^^v

投稿: トール | 2009年2月24日 (火) 10時09分

トールさん

吟醸は残念ながら試飲がなかったです。

>純米流霞

試飲はしませんでした。本醸造の方は買って帰りましたが、嫁いわく「重いし、いかにも日本酒で苦手」とのこと。

>飯山

半可通も行きたい!
ただ冬場は雪が凄そうで躊躇します(デブの寒がり)

投稿: 半可通 | 2009年2月24日 (火) 10時32分

>本醸造
半可通さんに勧めてしまった去年のはハズレ、今年のは一昨年に近いですね。

>純米
奥さんは、生き別れの姐さんに違いねーです(^^v
詳しく言うと、悪い意味での乳酸臭さが、生酒ゆえに強く顕れてます。素性の悪い乳酸菌がいたのかもしれません。
ヨーグルトやミルクセーキのような香味であれば好みですが、ミルクキャラメルを溶かした酒は勘弁。
つーか、1sbで買いました(^^;

投稿: トール | 2009年2月24日 (火) 14時00分

あ、舞い上がって酷く言い過ぎました。御免なさい(^^;
私の好みでは無いだけで、この味を気に入る方もいると思います。他に無い個性は感じますし。
どちらかと言えば、本醸造が好きです。特に、一昨年の(〇>_<)

投稿: トール | 2009年2月24日 (火) 18時36分

トールさん

少々言い過ぎね!(笑)

そんな嫁は実家で、九平次雄町生を美味い美味いと飲んでいました。

投稿: 半可通 | 2009年2月24日 (火) 23時30分

雄町生当たりでしたか~。何時に無く雄町めいてて気になりますが、冷蔵庫が超満杯(^^;
奥さんと、件の山田生と飲み比べをして見てください。

投稿: トール | 2009年2月25日 (水) 10時00分

トールさん

開けたては酸に対して旨味がやや開いていない感じでしたが、充分美味しかったです。

>件

まだ在庫はありましたが、昨日小鯛の笹漬けを沢山いただき、冷蔵庫がパンパンで陶合瓶すら入らん…。

投稿: 半可通 | 2009年2月25日 (水) 12時13分

もーすぐ中取り出るですぅ

投稿: トール | 2009年3月 9日 (月) 16時00分

トールさん

蔵に行ったって、酒屋さんからの抽選開始を待つ、しがない身です。

投稿: 半可通 | 2009年3月 9日 (月) 18時15分

夲丸は5月です
こっちの一番下ですぅ
http://www.kagimoto.com/site_sake/xhp_wayama_sake/p_list_kirari.html

投稿: トール | 2009年3月 9日 (月) 18時35分

トールさん

これまで抽選だと、もうガッカリ…。

投稿: 半可通 | 2009年3月 9日 (月) 22時03分

他の特約さんにあたれば、早い者勝ちで予約できますよ。
つーか、龍神丸以外は、普通に買えると思います。

そして、三日目の九平次雄町生は、曰く言い難い変化途上(^^;

投稿: トール | 2009年3月 9日 (月) 22時35分

トールさん

1501酵母も抽選になっていたら他で買いますが、とりあえず3月中旬までは様子を見てみます。

>三日目の九平次雄町生

山ですね!(笑)
どーか、山越しても転がり落ちないように…。

投稿: 半可通 | 2009年3月10日 (火) 11時12分

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